ObsidianでClaude Codeを使う設定方法

最近、ObsidianとAIを連携させる方法がいろいろ出てきていますよね。MCP(Model Context Protocol)を使った連携とか、Copilotプラグインとか。その中でTerminalプラグイン経由でClaude Codeを動かすという方法を紹介している海外ブログを見つけたので、設定方法をまとめてみました。

なぜTerminalプラグインなのか

ObsidianでAIを使う方法はいくつかあります。

  • Obsidian Copilot: プラグイン内でチャットができる
  • MCP連携(Claude Desktop経由): Obsidianのファイルを外部から操作
  • Terminalプラグイン: Obsidian内でターミナルを開いてCLIツールを実行

MCP連携だとClaude Desktopを別ウィンドウで開いておく必要があって、ウィンドウの切り替えが発生します。

Terminalプラグインだと、Obsidianのサイドバーにターミナルが埋め込まれる形になるので、ノートを書きながら横目でClaude Codeに相談できます。海外のブログでは「Vibe Writing」と表現している人もいて、VSCodeやCursorでコーディングするときのような体験をObsidianでも実現できるという発想ですね。

必要なもの

  • Obsidian(デスクトップ版)
  • Claude Code(Anthropic公式のCLIツール)
  • Terminalプラグイン(コミュニティプラグイン)

Claude CodeはAnthropicが提供しているターミナルベースのAIアシスタントです。claudeコマンドでチャットできるやつですね。まだ入れていない場合は、公式サイトからインストールしておいてください。

セットアップ手順

1. Terminalプラグインのインストール

Obsidianの設定を開いて、「コミュニティプラグイン」から「Terminal」を検索してインストールします。

有効化したら、設定画面で以下を確認しておくといいかもしれません。

  • Shell: 使っているシェルを選択(zsh、bashなど)
  • Working directory: Vault のルートディレクトリがデフォルト

2. ターミナルを開いてClaude Codeを起動

コマンドパレット(Cmd/Ctrl + P)で「Terminal: Open terminal」を実行すると、サイドバーにターミナルが開きます。

あとは普通に claude と打てばClaude Codeが起動します。

$ claude

基本的にはこれだけなんですが、環境によってはハマりどころがあります。

よくある問題: claude コマンドが見つからない

homebrewなどでNode.jsをインストールしている場合、ターミナルプラグイン内でPATHが通っていないことがあります。その場合は、シェルの設定ファイル(.zshrcなど)でPATHを確認するか、Terminalプラグインの設定で環境変数を追加する必要があるかもしれません。

海外の記事でも「最初 node が見つからなくてハマった」という報告がありました。

3. テーマの調整(任意)

Terminalプラグインのデフォルトテーマだと、Obsidianのダークモードと合わない場合があります。設定画面でテーマを変更できるので、見やすい配色に調整しておくと作業しやすいです。

実際の使い方

ノートを書きながら相談する

たとえばブログの下書きを書いていて、「この説明わかりにくいかも」と思ったときに、すぐ横のターミナルで質問できます。

> この文章をもっとシンプルにしてください:
> [文章をペースト]

Claude Codeはコンテキストを覚えているので、続けて「もうちょっとカジュアルに」とか「箇条書きにして」とか言えば対応してくれます。

ファイルを読み込ませる

Claude Codeはファイルを自然言語で指定すれば読み込んでくれます。Obsidianの Vault 内にいるので、ノートファイルをそのまま渡せるのが便利です。

> 今日のメモ.md を読んで、内容を整理して

「関連するトピックを提案して」みたいな追加の依頼も続けてできます。

複数ファイルを横断して質問する

これが地味に便利なんですが、複数のノートを読み込ませて横断的な質問ができます。

> プロジェクトA.md と プロジェクトB.md を読んで、共通点を教えて

自分では気づかなかったつながりを見つけてくれることがあります。

メリット・デメリット

メリット

ウィンドウ切り替えがなくなるのが一番のポイントです。Obsidianで書く → Claude Desktopに切り替える → また戻る、という往復がなくなります。

あと、Vault のディレクトリがそのまま作業ディレクトリになるので、ファイルパスを気にしなくていいのも便利です。

デメリット

ターミナルベースなのでUIはシンプルです。Claude Desktopみたいにマークダウンがきれいにレンダリングされたり、アーティファクトが表示されたりはしません。

長い回答が返ってくるとターミナルをスクロールすることになるので、じっくり読みたい内容は別でメモしておく必要があります。

あと、APIの利用料金はかかります。Claude Codeは従量課金なので、使い方によっては思った以上にコストがかかる可能性があります。

他の連携方法との比較

MCP連携(Claude Desktop)との違い

MCP連携はClaude Desktop側からObsidianのファイルを操作できるのが強みです。「このVault内を検索して」みたいな指示ができます。

一方、Terminalプラグイン経由だと、自分でファイルを指定して読み込ませる形になります。能動的にファイルを渡す分、意図しないファイルが読まれる心配がないとも言えます。

専用プラグイン(Copilotなど)との違い

Obsidian Copilotは設定が簡単で、UIもObsidianに馴染んでいます。ただ、Claude以外にもOpenAIやローカルLLMを使いたい場合に便利な反面、Claude Codeの全機能を使えるわけではありません。

Terminalプラグインは「素のClaude Codeをそのまま使う」感じなので、Claude Codeのアップデートがそのまま反映されるのがメリットです。

まとめ

ObsidianでClaude Codeを使いたいなら、Terminalプラグイン経由の方法が一番シンプルだと思います。設定も特に複雑なことはなくて、プラグインを入れてターミナルで claude と打つだけです。

MCP連携みたいな高度な自動化はできませんが、「ノートを書きながらAIに相談したい」という用途ならこれで十分かもしれません。

興味があれば試してみてください。